年に60〜300klほどを造る、小さなビール醸造所のための帳簿です。
仕込み日誌と伝票を撮るだけ。酒税の帳簿と、毎月の申告書の下書きができあがります。
数字の一つひとつが、どの記録から来たのか。押せば分かります。確定するのは、あなたと税理士さんです。
登録なしでダウンロードできます。A4・1枚。 カードの登録は要りません。 事前登録する
申告の内容の最終の確認と提出は、お客さまご自身(または税理士)が行います。本サービスは計算の下書きと根拠を示す道具です。
3つの約束
2026年10月の税率一本化も、戻入れの旧税率も、自動で正しく
移出の記録を保存するとき、その日の税率を写し取ります。10月に戻ってきた9月出荷の樽は、9月の税率181,000円/klで控除します。税率の表は出典つきで、当社の2人が確かめてから使います。
締めた月は書き換わりません。後からの訂正は訂正として残ります
締めた月の記録は、追加も変更も削除もできません。後で気づいた誤りは、開いている月に「訂正の記録」として足し、どの月の申告に影響するかを示します。
税理士さんは無料で、顧問先をまとめて確認できます
醸造所が招待した税理士さんは、記録と下書きと根拠を見て「確認しました」の印を押せます。顧問先が複数あっても1つの画面で見られます。記録を書き換えることはできません。
2026年10月分の計算例
架空の醸造所「梅田ブルワリー」が、ビールを1品目だけ造っている場合です。10月に移出したビールは新しい税率155,000円/kl、10月に戻ってきた9月出荷の樽は9月の税率181,000円/klで計算します。
下書き(利用者の確認が必要)
| 欄 | 数字 |
|---|---|
| 総移出数量 | 1,879.34L |
| 未納税移出数量 | 200.00L |
| 輸出免税数量 | 99.00L |
| 課税標準数量 | 1,580.34L |
| 税率 | 155,000円/kl |
| 税額 | 244,952円 |
| 戻入れの控除(9月出荷の樽2本・40.00L × 181,000円/kl) | −7,240円 |
| 算出税額(この申告による税額) | 237,712円 |
| 納付すべき税額(100円未満切捨て) | 237,700円 |
数字は計算例です。実際の申告の数字は、お客さまの記録によって変わります。
根拠をたどる
下書きの「課税標準数量」を押すと、どの記録から来た数字かが出ます。
| 移出の区分 | もとの記録 | 数量(L) |
|---|---|---|
| タップルーム(製造場内での飲用) | レジの取り込み3件 | 812.345 |
| 卸(飲食店・酒販店) | 伝票7件 | 600.00 |
| 小売(Shopify) | 取り込み1件 | 168.00 |
小計 1,580.345L → 10mL未満切捨て → 1,580.34L
各行を押すと、もとの記録(日付・相手・数量・税率・誰がいつ入れたか・どの取り込みや写真か)を開けます。
計算式
- 課税標準数量
- 1,879.34L − (200.00L + 99.00L) = 1,580.34L
- 税額
- 1,580.34L × 155,000円/kl ÷ 1,000 = 244,952.7円 → 円未満切捨て = 244,952円
- 控除
- 戻入れ 40.00L × 元の移出の税率 181,000円/kl ÷ 1,000 = 7,240円 → 円未満切捨て = 7,240円
なぜ戻入れは9月の税率で控除するのか
酒税の税率は、製造場から移出した日で決まります。例の樽2本は9月24日に出荷し、9月分の申告で181,000円/klの税率で計上したものです。10月に返品で戻ってきたので、差し引く額も出荷したときの税率で計算します。10月の税率で計算すると、控除が1,040円少なくなります。
毎月の流れ
記録する
仕込み日誌や出荷伝票の写真、レジやShopifyのCSVを取り込みます。読み取った内容は、確かめるまで正式な記録になりません。
月末に棚卸
タンクと樽を測った量を入れると、帳簿との差を出します。
締める
月を締めると、その月の記録は書き換えられなくなります。
下書き
酒税納税申告書と税額算出表の下書きができます。どの数字も、もとの記録までたどれます。
税理士さんの確認
税理士さんの席から、確認の印を押してもらえます(使うかどうかは選べます)。
ご自身でe-Taxに提出
e-Taxの画面ごと・欄ごとに入れる値を並べた表を出します。入力と提出はお客さまご自身で行います。
しないこと
醸造帳簿は、お客さまが自分で使う道具です。税理士法(第52条)に沿って、次のことはしません。
- e-Taxへの送信の代行はしません。
- 申告書の作成の代行はしません。
- 税務相談はお受けしません。サポートでお答えするのは操作の方法だけです。
酒類の表示(ラベル)の判定、製造免許の申請、会計の仕訳も扱いません。
料金
| プラン | 月払い | 年払い | 内容 |
|---|---|---|---|
| ライト | 9,800円 | 98,000円 | 1製造場・品目2つまで。年の課税移出100klまでが目安です(超えても止めません)。 |
| スタンダード | 16,800円 | 168,000円 | 1製造場・品目の数は無制限。レジとShopifyの取り込み、写真の読み取り(月300枚まで)。 |
| 製造場の追加 | 6,800円 | — | 2つ目からの製造場ごとに。 |
| 税理士の席 | 0円 | 0円 | 顧問先の醸造所が招待します。 |
価格はすべて税込です。年払いは10か月分の金額です。
よくある質問
措置法の軽減(租税特別措置法第87条)には対応していますか?
軽減後税額と、年度(4月〜3月)の累計を計算します。旧制度と新制度のどちらを選んでいるかは設定で選びます。計算の細部(端数の扱いなど)には確認中の項目があり、画面とPDFに「要確認」と出します。確定の前に、税理士さんまたは所轄の税務署に確かめてください。
税理士の席とは何ですか?
醸造所が招待した税理士さんが無料で使える席です。複数の顧問先を1つの画面で見て、記録・下書き・根拠を確かめ、「確認しました」の印を押せます。記録の追加や変更はできません。醸造所はいつでも席を外せます。
データはどのくらい保存されますか?
契約中は消しません。酒税法の帳簿は、閉鎖後7年間の保存が必要です。解約するときは、全期間の帳簿のPDFと記録のCSVを書き出せます。解約から90日後にデータを削除しますので、保存の義務を果たせるよう書き出しを済ませてください。
e-Taxとはどう関係しますか?
本サービスからe-Taxへの送信はしません。e-Taxの画面ごと・欄ごとに入れる値を並べた表(PDF・CSV)を出しますので、お客さまご自身で入力して提出してください。提出した日と受付番号は、後から記録できます。
30日の試用が終わったらどうなりますか?
カードを登録していないので、自動で請求されることはありません。お支払いの手続きをしない場合は、閲覧と書き出しだけになります。記録を手元に戻せなくなることがないよう、試用が終わった後も、月の締めと帳簿のPDFの書き出しはできます。
計算の正しさを保証してくれますか?
保証はしません。本サービスは計算の下書きと根拠を示す道具です。計算式と、使った税率・端数の規則と、もとの記録をすべて見せますので、確定の前にお客さまご自身(または税理士さん)が確かめてください。
発泡酒やビール以外の品目も扱えますか?
発泡酒は扱えます(麦芽比率と度数で税率を選びます)。清酒・果実酒・蒸留酒などの税率の表も持っていますが、計算を試験で確かめているのは、今はビールと発泡酒だけです。
事前登録
ご登録いただくと、2営業日以内にメールでご連絡します。今の帳簿の付け方を伺い、使い始め方をご案内します。
運営会社
- 会社名
- 合同会社SBGG
- サービス名
- 醸造帳簿
- お問い合わせ
- info@sbgg.jp